「シンセサイザーを触ってみたい!」中学生の体験レッスン

「シンセサイザー教室を探していました。」

と、今から一ヶ月前の6月7日(金)の夕方来室がありました。

今回の、体験レッスンブログは中学生のRくん。

ゲーム音楽が大好きとのことで、シンセサイザーで作った音楽の音源を持参して、リョウ先生に評価してもらっていました。

 

幼少期にピアノを習った経験があり、一旦中断し現在、別の教室でピアノを再開し、通われているとのこと。

今回の体験レッスン受講生のRさん、同席したRさんのお父様とかおり先生も時々会話に入りながら、体験レッスンは滞りなく進んでいきました。

 

ヒヤリング

リョウ先生は、Rくんの持参した音楽を聴いて、

「いつ作った?」

と質問すると、

「半年前です。」

と、返事をしました。なかなかかっこ良い音楽で・・ クオリティが高いと思って聴いていました。シンセサイザーを触ってみたいというだけあって、機材も使いこなせているのでは?と思えた程・・

 

好きな音楽のジャンルは?、どんな機材で音楽を作っていきたいか?など適宜、インタビューをしながら、教室にあるシンセサイザーの音じりを2人で楽しんでいたのでした。

「もう終わり?」

Rくんのその台詞が聞こえるまで、ヒヤリングが続いていました。今回は、ピアノを習ったことがあるとはいえ、ピアノの楽譜を持ってきていない様子でした。今回は、ピアノは弾かなくても良いのか?と思っていたその時。

Rくんのお父様が、
「家では、電子ピアノで練習しています。」

とおっしゃられました。せっかくのチャンスと思い、「グランドピアノを弾いてみてはどうか?」と声がけをすると、学校の合唱曲を弾いてみようと思っていたことを吐露したのでした。

 

無事に入会

体験レッスン後、比較的早めに入会を決めた、Rくん。

第1回目の6月21日のレッスンでは、こんな話をしていました。

リョウ先生からのコメント

「作曲を学ぶときに、らしさを出してほしいってことを伝えておきたい」


「プログラミングのコードは、どのくらい知っている?」

 

「作曲も、プログラミングも、AIができる時代にどうやって音楽を楽しむ?」

 

リョウ先生からの

どの質問に対しても、正直に。そして、自分の意見を伝えることもなかなか。今回最も印象に残ったのは、

「なぜ、ドの音がAではなくCなのか?日本音名だと、どは、いろはにほへとなので、イの音になるはずなのに、ハと読むのか?」

についての解説。リョウ先生は、Rくんに質問したところ、

「考えたことがないです。」

率直な意見。なるほど・・・ 考えたことがない。。という生徒たちがほとんどです。だからこそ、習いに来るのですから・・

 

音楽理論を紐解く

ここでは文章化が難しいので、抽象的な書き方となりますことをご了承くださませ。

リョウ先生は、わかりやすい事例を出しながら、RくんにドがAではなくCである話をAくんに解説することで、Aくんの「知りたいポイント」を刺激し、理解できたことに対して

「なるほど。そうなんですね・・。」

というように喜びを言葉で表していました。都度の意思表示は、理解度の表れでもあるので見逃さず対処する綾先生でした。

毎週通室することを決意した、Rくん。なんと。

「毎週30分ではなく、45分の授業でお願いできますか?」

 

みっちりと音楽に向き合うことを応援します。