ファンキーなグルーヴを好む人はJames Brownを聴いたことがあるかと思います。今なお色褪せない素晴らしい音楽とダンスを提げて、アメリカで初めてスーパースターになった黒人です。
私はこのJames Brownが亡くなった時、ニューヨークのハーレムはアポロシアターの近くに住んでいました。あの日の光景を忘れることは一生ないでしょう。James Brownは黒人にとってまさに「神」なのです。神を失った人間とはああなってしまうのか、と。本当にすごい光景でした。
本題に入りますと、このJames Brownの音楽は1拍目を強調して独特のグルーヴを作っているという話です。
その影響は現代でも色濃く受け継がれており、このLettuceというバンドでは1拍目の強調ぶりがとてもわかりやすいですね。
グルーヴは1拍目を強調してはいますが、スネアは2拍目と4拍目に入っているというテクニックです。1拍目を強調するということがよくわからないという方は、ファンキーではないバンドの曲と比べると分かり易いかと思います。
Queenは素晴らしいバンドですが、曲全体のグルーヴでは特に1拍目を強調しているということはありません。
このJames Brownが作り上げた独特のグルーヴを特にダイレクトに強く受けているジャンルにヒップホップがあります。一番わかりやすいのはRunDMCでしょう。
話が逸れてしまいそうですが、私の得意ジャンルは電子音楽なので、電子音楽で1拍目にグルーヴを強調するファンキーな曲を紹介しようかと思いましたが、80年代くらいのものばかり出てくるので私が自分で作ります。
近日中にアップしますのでご期待ください。
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