平成がスタートした時、私は高校のラグビー部員でした。
昭和天皇崩御に伴い、花園ラグビー場での高校日本一決定戦は中止となり、茗渓学園と大阪工大の二校が両校優勝となりました。
そして大学に入学すると、同級生に当時の茗渓学園の選手がいたのです。
彼は大学ではラグビー部 を退部していました。理由を尋ねると、
「この大学のラグビー部は練習がキツイのに、弱いから。」
実は茗渓学園は練習がとても楽しいらしく、その上日本一強い。
ならば大学で嫌気がさして退部するのも当然かなと思いました。
私が危惧しているのは、日本の教育においてこのようなことが起こることです。つまり
「勉強がキツイのに一流になれない」
これは
最悪です・・・
日本社会全体を包む暗さの大きな原因といっても過言ではないでしょう。
人間の根本をなす教育がキツイのに一流にもなれないのであれば、
人間は屈折もするでしょう。
あの忌まわしい地下鉄サリン事件がこの現象と無関係ではないはずです。あの教団には日本の屈 折したエリートが多数所属していました。
日本ではどんなに頑張っても東京大学が一番上であり、世界で東京大学はランキングが40位くらいです。
世界第3位の経済大国の最高学府が40位以下です。
日本では至上のブランド慶応は世 界のランキングでは800位以下です。
福沢諭吉さんはこんなことを望んだのでしょうか。 「ここは日本だから」で済む問題でしょうか。最高学府とブランド校がこんなザマで胸を張って 世界を相手に戦えとは酷です。
また、東京大学では自殺者が多いという話も最近知ってしまいましたが、これも入学してからの失望なのでしょうか。。
ちなみに高校までならば日本は世界でダントツに優秀だそうで、大学でいきなりレベルが下がるのも、日本という国の詰めの甘さを如実に表していますね。
これから日本は待ったなしで国際化が進み、どんどん外国との関わりは多くなり、混血も進んで いきます。知らない間に日本の綺麗な土地も水源も中国人がたくさん持っています。
さらに中国はこれから30億人の人口増加が予想されるアフリカ大陸の経済を牛耳ろうとしてお り、鉄道でヨーロッパとも繋がろうとしています。
その中国と真っ向から対立できるのでしょうか。勝負はもう始まっています。
令和の時代には、日本の教育環境が少しでもよくなることを
望みます。
令和の日本は楽しく学んで、学んだ人ほど世界で一流になれるように願います。
私たちの教室の仕事が・・
音楽が・・
少しでもその一端を担えるのなら、
これほど嬉しいことはありません。
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